なぜ「オーダーメイドで製作します」だと問い合わせが来ないのか?
「オーダーメイド、何でも作れます」と書いても、問い合わせは来ない
イプロスを見ていると、こういう紹介文をよく見かける。
「お客様のご要望に合わせて、オーダーメイドで製作します」
「どんな形状でも対応可能です」
「幅広い加工に対応しています」
これ、間違っていない。
実際、技術力があるから、何でも作れるのだろう。
でも、問い合わせは来ない。
なぜか?
買い手からすると、「で、何が作れるの?」がわからないからだ。
「何でも食べられます」という店に、あなたは行くだろうか?
想像してほしい。
あなたがランチを食べに行くとき、こんな店があったらどうだろうか?
「何でも食べられます」
...行くだろうか?
たぶん、行かない。
なぜなら、何が食べられるのか、わからないからだ。
でも、こう書いてあったらどうだろうか?
「ハンバーガー専門店」
「ラーメン専門店」
「カレー専門店」
これなら、ハンバーガーが食べたい人は、ハンバーガー専門店に行く。
ラーメンが食べたい人は、ラーメン専門店に行く。
カレーが食べたい人は、カレー専門店に行く。
つまり、「何ができるか」が明確だから、選ばれるのだ。
製造業も、同じだ。
「オーダーメイド、何でも作れます」と書いても、買い手は選べない。
でも、「こういう製品が作れます」と具体的に見せれば、買い手は選べる。
もし私が「どんな業種でも売上UP」と書いていたら?
ここで、もう一つ例を出そう。
もし私が、こう書いていたらどうだろうか?
「売上UPコンサルタント」
「どんな業種でも、売上UPできます」
...あなたは、このサイトを見ているだろうか?
たぶん、見ていない。
なぜなら、「製造業専門」と書いていないからだ。
あなたは、製造業の経営者だ。
だから、「製造業専門」「イプロス活用専門」と書いてある私のサイトを見ている。
もし「どんな業種でも」と書いていたら、あなたは「この人、製造業のことわかってるのか?」と思って、見ていないだろう。
買い手は、「自分のための専門家」を探している。
「何でも屋」は、選ばれない。
具体的に見せると、どうなるか?
ある金属加工会社のイプロスページを見てみよう。
今、こう書いてある。
Before:「何でも作れます」と書いている場合
【オーダーメイド金属加工】
お客様のご要望に合わせて、オーダーメイドで製作します。
どんな形状でも対応可能です。
【対応可能な加工】
旋盤加工、フライス加工、溶接、表面処理など、幅広い加工に対応しています。
【対応素材】
ステンレス、アルミ、鉄、真鍮など、各種素材に対応しています。
小ロットから量産まで、柔軟に対応いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
これ、悪くない。
実際、技術力があるから、何でも作れるのだろう。
でも、買い手が知りたいのは、「で、具体的に何が作れるの?」だ。
「オーダーメイド」と言われても、医療機器の部品なのか、食品機械の部品なのか、建設機械の部品なのか、わからない。
「幅広い加工に対応」と言われても、自分が欲しい部品が作れるのか、わからない。
だから、問い合わせしづらい。
では、こう変えたらどうだろうか?
After:具体的な製品を見せる場合
イプロスに5つの製品ページを作る。
それぞれ、具体的な製品を見せる。
製品ページ1:【医療機器向け】ステンレス製 精密シャフト
医療機器メーカー様向けに、φ5mm〜φ20mmのステンレス製シャフトを製作しています。
公差±0.01mm、表面粗さRa0.8以下の高精度加工が可能です。
手術器具、内視鏡、人工関節などに使用されています。
【実績】大手医療機器メーカー様に月間500本納入
【対応ロット】試作1本から量産まで対応
【納期】試作:1週間、量産:2週間〜
製品ページ2:【食品機械向け】SUS304 カスタムブラケット
食品機械メーカー様向けに、SUS304製のカスタムブラケットを製作しています。
洗浄性を考慮した設計提案も行います。
【実績】大手食品機械メーカー様に年間2,000個納入
【対応ロット】10個から対応
【納期】2週間〜
製品ページ3:【半導体製造装置向け】アルミ製 真空チャンバー部品
半導体製造装置メーカー様向けに、アルミ製の真空チャンバー部品を製作しています。
気密性を要求される部品の加工実績が豊富です。
【実績】半導体製造装置メーカー様に継続納入中
【対応ロット】試作から量産まで
【納期】3週間〜
製品ページ4:【建設機械向け】高強度ボルト・特殊ネジ
建設機械メーカー様向けに、高強度ボルト・特殊ネジを製作しています。
M8〜M24、強度区分12.9まで対応可能です。
【実績】建設機械メーカー様に月間10,000本納入
【対応ロット】100本から対応
【納期】2週間〜
製品ページ5:【自動車部品向け】試作部品 短納期対応
自動車部品メーカー様向けに、試作部品を短納期で製作しています。
図面到着から3日で試作品を納品可能です。
【実績】大手自動車部品メーカー様の試作パートナー
【対応ロット】1個から対応
【納期】最短3日
こうすると、何が起こるか?
医療機器メーカーの購買担当者が「医療機器 シャフト 精密加工」で検索したとき、「製品ページ1」がヒットする。
食品機械メーカーの設計者が「食品機械 ブラケット SUS304」で検索したとき、「製品ページ2」がヒットする。
半導体製造装置メーカーのエンジニアが「真空チャンバー 部品 加工」で検索したとき、「製品ページ3」がヒットする。
つまり、製品ページの数だけ、検索でヒットする入り口が増えるのだ。
そして、ページを見た買い手は、こう思うはずだ。
「この会社は、医療機器向けのシャフトを作っている。実績もある。公差±0.01mmで対応できる。問い合わせしてみよう」
「何でも作れます」と書いてあるページより、はるかに問い合わせしやすいはずだ。
イプロスなら、何種類でも製品ページを作れる
ここで、重要なことがある。
イプロスは、何種類でも製品ページを作れる。
カタログサイトや自社サイトなら、ページ数が増えると管理が大変になる。
でも、イプロスは違う。
1製品でも、10製品でも、掲載料金は同じだ。
だから、作れる製品は、全部見せたほうがいい。
「医療機器向け」「食品機械向け」「半導体製造装置向け」「建設機械向け」「自動車部品向け」
それぞれ、製品ページを作る。
そうすれば、医療機器メーカーは「医療機器向け」のページを見つけて問い合わせしてくるはずだ。
食品機械メーカーは「食品機械向け」のページを見つけて問い合わせしてくるはずだ。
つまり、製品ページの数だけ、問い合わせの入り口が増えるのだ。
「でも、うちは本当に何でも作れるんです」
ここで、こう思った方もいるかもしれない。
「でも、うちは本当に何でも作れるんです。だから、『何でも作れます』と書きたいんです」
わかる。
技術力があるから、何でも作れるのだろう。
でも、買い手からすると、「何でも作れます」と書かれても、「で、何が作れるの?」がわからない。
だから、こうしよう。
「何でも作れます」と書くのは、会社概要に書く。
製品ページには、具体的な製品を見せる。
例えば、こうだ。
【会社概要】
当社は、金属加工のプロフェッショナルとして、お客様のあらゆるご要望にお応えします。
医療機器から建設機械まで、幅広い業界に対応しています。
【製品ページ1】医療機器向け ステンレス製シャフト
【製品ページ2】食品機械向け SUS304ブラケット
【製品ページ3】半導体製造装置向け アルミ製部品
【製品ページ4】建設機械向け 高強度ボルト
【製品ページ5】自動車部品向け 試作部品
こうすれば、「何でも作れる」という技術力もアピールできるし、「具体的に何が作れるか」も伝わる。
具体的に見せることが、買い手への誠実さだ
ここで伝えたいのは、こういうことだ。
「何でも作れます」と書くことは、間違っていない。
でも、買い手からすると、それでは選べない。
「この会社は、自分が欲しい製品を作れるのか?」
これがわからないと、問い合わせしづらい。
だから、具体的に見せる必要がある。
「医療機器向けのシャフトが作れます」
「食品機械向けのブラケットが作れます」
「半導体製造装置向けの部品が作れます」
これを見せることで、買い手は「この会社は、自分が欲しい製品を作れる」と確信できるはずだ。
そして、安心して問い合わせできるはずだ。
技術力がある会社なら、その技術力を「具体的な製品」として見せよう。
それだけで、買い手に伝わるはずだ。
最後に:日本の製造業を、もう一度強くするために
私は、製造業のサポートをすることで、日本をもう一度強い国にしたいと思っている。
日本の製造業は、技術力がある。
でも、その技術力が、買い手に伝わっていない。
「何でも作れます」と書いても、買い手には伝わらない。
でも、「こういう製品が作れます」と具体的に見せれば、買い手に伝わるはずだ。
そして、問い合わせが増えるはずだ。
それだけで、日本の製造業は強くなる。
もし、あなたの会社が「何でも作れます」と書いているなら、こう自問してほしい。
「買い手は、このページを見て、何が作れるか理解できるだろうか?」
「買い手は、このページを見て、『この会社は自分が欲しい製品を作れる』と確信できるだろうか?」
もし答えが「No」なら、具体的な製品を見せてみませんか?
イプロスなら、何種類でも製品ページを作れる。
作れる製品は、全部見せてみよう。
きっと、問い合わせが増えるはずだ。
買い手に、あなたの技術力を、正しく伝えよう。
御社のイプロスページ、買い手に伝わっていますか?
もし、「今のイプロスページを客観的に見てほしい」と思った方がいたら、お気軽にご相談ください。
押し売りは一切しません。
ただ、買い手に伝わるページになっているか、一緒に考えさせてください。
日本の中小製造業が、その技術力を正しく伝えられるお手伝いをさせてください。
買い手に、あなたの技術力を、届けよう。

