「トレーサビリティ」をページで証明する3つの情報

「トレーサビリティ」をページで証明する3つの情報

「トレーサビリティ」をページで証明するなら、強い形容詞ではなく三種類の情報を置きます。

1.使える条件

材料ロット、設備、作業者、検査記録を示します。「トレーサビリティ」という一言だけで、あらゆる案件へ対応できるように見せないことが大切です。

2.お客様側の変化

このページで伝える変化は「不具合発生時に対象範囲を早く特定できる」です。時間、手戻り、品質確認、管理工数のどこへ効くかを一つに絞ります。

3.確認できる証拠

  • 近い用途の加工・導入事例
  • 測定結果・検査方法・工程写真
  • 対象数量・期間・継続年数
  • 問い合わせ時に確認する資料と回答期限

トレーサビリティの説明は、できることと同じくらい、難しい条件を正直に書くと信頼されます。必要な追加確認も一緒に示します。

まずトレーサビリティのページで、条件、変化、証拠の三つが同じ画面にあるか確かめてください。

自社で試す前に確認すること

直近の一件を全員で開き、「技術を価値へ翻訳」の観点で不具合調査を受け付ける担当者と「検査結果と測定器の記録」「梱包・出荷先と製造番号」を順に確認し、答えを一枚へ整理します。

  • 検査結果と測定器の記録
  • 梱包・出荷先と製造番号
  • 記録を保存する期間

実行後は提出できた記録の範囲だけでなく調査時の確認往復も記録し、使われなかった情報の順番を直します。

ここでのお客様目線は、記録があることより、問題時に対象を絞れる流れを示すことであり、同時に追跡性を不具合ゼロの約束に置き換えないことです。

二稿目へ残す記録

不具合調査を受け付ける担当者と一か月後に同じページを開き、提出できた記録の範囲を改めて確認します。想定していなかった質問は、次の改訂材料として分けて残します。