「お気軽にお問い合わせください」を、問い合わせにつながる文章へ直す
匿名添削:「お気軽にお問い合わせください」を、問い合わせの判断材料へ直します。
イプロスをはじめとする製造業向けの公開ページで見かける表現を、特定の会社や製品が分からない形にして考えます。
「お気軽にお問い合わせください」は間違いではありません。書いた人は、会社の良さを短く伝えようとしています。ただ、読み手には「問い合わせ後に何が起きるかわからない」という迷いが残ります。
BeforeとAfter
Before:お気軽にお問い合わせください
After:図面を送付いただければ、加工可否と概算納期を翌営業日までに回答します
Afterは完成原稿ではありません。実際の対象、条件、実績、回答体制と一致する範囲へ置き換えます。
形容詞の代わりに確認すること
- 相談内容、必要資料、回答期限、費用
- 対象となる業界・用途・案件
- 対応が難しい条件と追加確認
- 問い合わせ後に返せる内容と期限
お客様目線では、「お気軽にお問い合わせください」を強く言い直すより、相手が自社に合うかを確認できる事実を一つ足します。
御社のページに同じ表現があれば、営業が直近の商談で補足した一文をその直後へ加えてください。
自社で試す前に確認すること
営業が口頭で補った場面を思い出し、「製造業Webページ匿名添削」の観点で製造現場の担当者と「抽象語の直後に置ける事実」「問い合わせ後に返せる内容」を順に確認し、答えを一枚へ整理します。
- 抽象語の直後に置ける事実
- 問い合わせ後に返せる内容
- 比較される数量・納期・品質
実行後は書き換えた一文が商談で使われた回数だけでなく曖昧な質問の減少も記録し、使われなかった情報の順番を直します。
ここでのお客様目線は、格好よく言い換えるより、比較できる条件を足すことであり、同時に匿名化しても用途・工程・判断理由は残すことです。

