「小ロットから量産まで対応」を、問い合わせにつながる文章へ直す
匿名添削:「小ロットから量産まで対応」を、問い合わせの判断材料へ直します。
イプロスをはじめとする製造業向けの公開ページで見かける表現を、特定の会社や製品が分からない形にして考えます。
「小ロットから量産まで対応」は間違いではありません。書いた人は、会社の良さを短く伝えようとしています。ただ、読み手には「得意な数量帯がわからない」という迷いが残ります。
BeforeとAfter
Before:小ロットから量産まで対応
After:試作時の最小数、得意な数量帯、月産上限、量産移行時の治具と検査方法を示します
Afterは完成原稿ではありません。実際の対象、条件、実績、回答体制と一致する範囲へ置き換えます。
形容詞の代わりに確認すること
- 最小・標準・最大ロット、量産移行条件
- 対象となる業界・用途・案件
- 対応が難しい条件と追加確認
- 問い合わせ後に返せる内容と期限
お客様目線では、「小ロットから量産まで対応」を強く言い直すより、相手が自社に合うかを確認できる事実を一つ足します。
御社のページに同じ表現があれば、営業が直近の商談で補足した一文をその直後へ加えてください。
公開前に三人で確かめる
現場の「当たり前」を一度疑い、「製造業Webページ匿名添削」の観点で品質保証の担当者と「公開できる事例と数字」「読み手が誤解しやすい言葉」を順に確認し、答えを一枚へ整理します。
- 公開できる事例と数字
- 読み手が誤解しやすい言葉
- 抽象語の直後に置ける事実
実行後は対象案件との一致だけでなく営業の補足説明も記録し、使われなかった情報の順番を直します。
ここでのお客様目線は、相手が自分で候補に残すか決められるようにすることであり、同時に最上級表現より対象と制約を具体化することです。


