技術承継を進めるために、会社が最初に発信すべきこと
「技術承継が進まない」なら、発信する内容を変える必要がある
技術承継に対して、若手を採用するだけでは、ベテランの判断基準は移りません。どこを見て条件を変え、失敗を避けているのかを、案件ごとの言葉で残します。
ホームページや社内資料に完成品だけを並べても、途中で何を見て判断したかは残りません。若手が次の案件で使えるよう、図面、条件、迷った点、決め手を一つの事例にします。
発信する内容を変える
Before:当社は長年、幅広いお客様のニーズにお応えしてきました
After:若手社員と将来の採用候補へ向けて、判断基準を記事と事例に残すページを公開する
残すのは答えより、判断の過程
- 一つ目:判断を変えた直近の案件
- 二つ目:最初の条件・迷った点・変更理由
- 三つ目:若手が検索して再利用できる記録方法
成功品の写真だけでは、若手は次の案件で再現できません。最初の条件、途中で変えたこと、変えた理由、確認方法まで一つの記録にします。
最後に一問
完成品だけでなく、ベテランが途中で何を見て判断を変えたかまで残せているでしょうか。
まず一件、うまくいった案件ではなく、途中で判断を変えた案件を開いてください。そこに次世代へ残す知恵があります。


