技術承継を進める情報資産の作り方
技術承継の記事は、会社史ではなく、次の案件で使える検索可能な記録にします。
一件につき、最初の条件、迷った箇所、変えた判断、その理由、結果を一組で残します。完成品の写真だけでは、別の図面へ応用できません。
一案件を五つの欄へ分ける
- 対象となった図面・材質・数量
- 最初に危ないと感じた点
- 変更した条件と比較した案
- 判断に使った測定・経験・確認
- 次回、若手が自分で確かめる問い
公開用と社内用を同時に作る
公開用は企業名や寸法を伏せ、課題と考え方を伝えます。社内用は図面番号、具体条件、失敗回避まで残します。最初から二つへ分ければ、守秘のため何も発信できない状態を避けられます。
使われたかを記録する
記事数ではなく、若手が検索して見つけた回数、教育中に参照した案件、同じ失敗を防げた場面を見ます。使われなかった記録は、題名と分類を直します。
まず、途中で条件を変えた直近の一件を選び、ベテランと若手が同じ図面を見ながら記録してください。

