廃番部品の再製作を事業化するうえでの課題は、営業人数だけではない

「廃番部品の再製作を事業にしたい」という課題は、営業人数だけ増やしても構造が同じなら解けません。

「廃番部品の再製作を事業にしたい」を変えたいのに、ホームページや営業資料へ過去の実績を並べるだけでは、未来の案件は選べません。現在の得意先向けの説明が、新しい市場でも通じるとは限らないからです。

案件の入口・判断・受入れを分ける

  • 設備停止を避けたい保全担当者が見つける入口
  • 現物・旧図面からの再現プロセスを示すための判断材料
  • 営業が持ち帰る条件と、製造が受けられる範囲
  • 結果を次の発信へ戻す責任者

「廃番部品の再製作を事業にしたい」の状態で訪問件数だけ増やすと、現在と同じ条件の案件を多く追うことがあります。受けたい仕事の定義を営業会議より先にそろえます。

経営・営業・製造で同じ一件を見る

三者で直近の案件を開き、なぜ選ばれたか、どこで利益が残ったか、何を断るべきだったかを確認します。設備停止を避けたい保全担当者へ見せる言葉は、この会話から拾います。

営業人数の評価に加え、「廃番部品の再製作を事業にしたい」に合う相談が増えたか、受けない条件を守れたかも記録してください。

次の会議で集めたい材料

お客様から届いた言葉を起点に、「経営・市場開拓」の観点で営業責任者と「今後増やしたい案件」「会社として受けない条件」を順に確認し、答えを一枚へ整理します。

  • 今後増やしたい案件
  • 会社として受けない条件
  • 過去に評価された判断

実行後は受けない案件を断れた割合だけでなく狙う案件との一致も記録し、営業と現場の答えが違う箇所を残します。

ここでのお客様目線は、営業・製造・採用の言葉を同じ方向へそろえることであり、同時に受けたい仕事と受けられる仕事を混同しないことです。