「コストダウンに貢献します」を、問い合わせにつながる文章へ直す

匿名添削:「コストダウンに貢献します」を、問い合わせの判断材料へ直します。

イプロスをはじめとする製造業向けの公開ページで見かける表現を、特定の会社や製品が分からない形にして考えます。

「コストダウンに貢献します」は間違いではありません。書いた人は、会社の良さを短く伝えようとしています。ただ、読み手には「何を変えて安くするのか不明」という迷いが残ります。

BeforeとAfter

Before:コストダウンに貢献します
After:2部品の一体加工により組立工程と部品管理を削減します

Afterは完成原稿ではありません。実際の対象、条件、実績、回答体制と一致する範囲へ置き換えます。

形容詞の代わりに確認すること

  • 工程統合、材質変更、歩留まり、物流
  • 対象となる業界・用途・案件
  • 対応が難しい条件と追加確認
  • 問い合わせ後に返せる内容と期限

お客様目線では、「コストダウンに貢献します」を強く言い直すより、相手が自社に合うかを確認できる事実を一つ足します。

御社のページに同じ表現があれば、営業が直近の商談で補足した一文をその直後へ加えてください。

公開前に三人で確かめる

お客様から届いた言葉を起点に、「製造業Webページ匿名添削」の観点で製造現場の担当者と「抽象語の直後に置ける事実」「対象となる業界・用途」を順に確認し、答えを一枚へ整理します。

  • 抽象語の直後に置ける事実
  • 対象となる業界・用途
  • 比較される数量・納期・品質

実行後は書き換えた一文が商談で使われた回数だけでなく曖昧な質問の減少も記録し、次の改訂日をその場で決めます。

ここでのお客様目線は、相手が自分で候補に残すか決められるようにすることであり、同時に匿名化しても用途・工程・判断理由は残すことです。